ボードゲーム会で生まれる雑談の魅力
こんにちは!
はちボドのまっすーです。
ボードゲーム会に参加したり、主催を繰り返していると、ゲームを楽しんでいる時間だけでなく、「休憩の合間の雑談が、意外と面白いんだな」と感じる機会が多々あります。
ふとした休憩時間に参加者同士のコミュニケーションがあったり、ボードゲームの感想戦が始まったり、知らなかった情報がたくさん飛び交ったり。
単なる「ゲームとゲームの間」として捉えがちでしたが、意識してみると思いがけない新たな発見や深い交流につながっていることに気付きました。
今回はそんな、ゲーム会のもう一つの楽しみであり、回数を重ねるごとの雑談の魅力についてお話しできればと思います。
ゲーム中の会話/休憩中の会話
ゲーム中には当然「今やっているゲームの話」
ボードゲーム中の会話は基本的には、ゲームのルールや戦略、プレイヤー同士の駆引きの会話が中心です。
これは当たり前の話で、「ここはどうやるんですか?」とか「あのプレイは良かったですね!」とか、よほどの仲でない限りは今遊んでいるボードゲームを中心とした会話になりますよね。
ボードゲームを遊びに来ているのだからゲームに夢中になれるような会話は倍増しますが、内容的には縛られるというか、狭い内容になってしまうなという印象です。
休憩中の会話は何でもあり
一方、ゲームがひと段落し休憩に入ると、それまでの雰囲気は一変する印象です。流れる空気というか、重さというか、参加者が肩の力を抜いて話が始まるので、場が和んでいるような印象を受けます。
当然先ほどまで遊んでいたゲームの話から始まるのですが、感想戦が始まったり、似たようなゲームの紹介が始まったり、ゲーム中に生まれた驚きや笑いを引きずりながらも、ゲームの話題から離れるような「仕事」や「地元」の話に広がることがよくあります。
この瞬間が、参加者同士の距離感を縮めるのに一役買っている感じがします。
雑談から生まれるコミュニケーションが「また来たい」を生む
初対面という抵抗感はボードゲームが薄めてくれる
よくよく考えてみると、ボードゲーム会に参加される人同士、初対面なことも多いのですが、「ボードゲーム」という重心があることでコミュニケーションのハードルが下がるって、すごい効果だと思います。
ぼく自身比較的人見知りなく話せるほうですが、それでも初対面の方と長い時間話すことには抵抗を感じます。
そんな抵抗感を極端に薄めてくれて、「よく遊ぶ友人」レベルくらいまで引き上げてくれるところにボードゲームを介した雑談の魅力を感じます。
「人」が参加の動機になる
この雑談が何につながっているかと考えると、「次回参加の動機」になると思っています。
ボードゲーム会はいろいろなところで開催されていますが、自分の家の近場というところを除けば大きな差別化を図ることが難しいと思っています。
そこで大切なのは「人」だと思っていて、「ボードゲームを遊びに行く」という感情から「〇〇さんとボードゲームを遊びに行く」という感情の変化になれる可能性があることが雑談による一番の効果ではないでしょうか。
例えば『ドラスレ』なんてどこのゲーム会でもプレイできそうですが、「田中さんとあとちょっとでクリアできた『ドラスレ』のリベンジ」はここでしかできません。
この「〇〇さんと」をたくさん作ることで、参加者のリピートにつながるだろうし、「〇〇さん」の部分が「まっすーさん」になれば、そのままはちボドの差別化ポイントになるとのではないでしょうか。
参加者の「一面」を知るヒントになる
好みを知ることで次回につなげる
1つのゲームが終わった後、「さっき遊んだゲームみたいなメカニクス、好きなんですよね。」という会話をときどき耳にすることがあります。
他にも、「映画が好き」「マンガが好き」など、雑談を通じてその人が楽しめそうなゲームや話題を用意できるヒントにもなり、「その映画が好きだったら面白いのありますよ!」(例えばMARVEL好きならマーベル・ユナイテッドとか)という、次回に向けた動機付けにもなります。
参加者の一面を知ることで、会話やゲームプレイがさらに盛り上がるキッカケになるはずです。
まとめ
雑談もボードゲーム会の一部
ボードゲーム会での休憩中に生まれる雑談は、ゲーム会の楽しさをさらに深める重要な要素です。
ゲーム中の緊張感や真剣勝負はもちろんボードゲーム会の醍醐味ですが、雑談を通じて他の参加者とリラックスしたコミュニケーションをとることで、より満足感の高い体験を得ることができます。
雑談をキッカケに新しい発見や、次回のゲーム会への動機づけにもつながりますので、ぜひゲーム中だけでなく休憩中の雑談にも耳を傾けてみてください。