ボードゲーム会を主催するには?大変なことや苦労、楽しいことをご紹介!
こんにちは!
はちボドのまっすーです。
ボードゲーム会に定期的に参加したり、たくさんのボードゲームを持っていたりすると、「自分でもボードゲーム会を開いてみたいな」と考え始める人も多いのではないでしょうか?
でも初めて主催するのに不安や悩みはつきものだし、実際何から準備してよいのかわからない。。。
この記事では、ボードゲーム会を主催する際のポイントや、主催者ならではの大変なこと、そして、楽しいことをご紹介します。
先に言ってしまうと、「ボードゲームをもっと楽しみたいなら、主催に挑戦してみてほしい!」というのが結論です。
初めて主催するには不安や悩みが多いものですが、必要なポイントや大変なこと、そして楽しいことをあらかじめ予測しておけば、誰でも主催者になれます。
ボードゲーム会を開こうか悩んでいる人に向けて、少しでも参考になれば嬉しいです。
一緒にボードゲームの魅力をもっと広げていきましょう!
子どものための居場所『Asobiba』や、大人と楽しむボードゲーム会『はちボド』を主催しながら、日々「ボドゲをあんまり紹介しないボードゲームブログ」という奇特なブログ運営をしております。
わたしが八王子で主催するボードゲーム会の様子なども発信しますので、興味のある方はぜひ『はちボド』にも遊びに来てください♪
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ボードゲーム会を開く前に考えること
まずは少人数から始めるのが普通
ボードゲーム会を開くといっても、最初から大規模なイベントを目指す必要はありません。
あなたがよく通っている大人数のボドゲ会も、最初からそんなに集まっていないですし、むしろ最初は友人や知り合いを誘って少人数から始めていたことでしょう。
まずは身近な人を集めるような形でスタートをしてみましょう。
小規模(4~8人程度)
友達や知り合いを呼び、小さなレンタルスペースから始めて見ましょう。
このときの目的は「ボードゲーム会の進行に慣れること」と「定期的に参加してくれる仲間を募ること」
テーブルも1卓~2卓程度で回せるくらいなので、インストの練習も兼ねて実践してみてください。
中規模(8~16人程度)
少人数での開催に慣れてきたら、公民館の会議室等の広い部屋を借りて中規模開催を目指してください。
テーブル数にして3~4卓くらいの規模感。
募集サイトやSNSを活用して集めた場合、このくらいの人数で落ち着く期間が長くなると思います。
卓数が増えてくるので、大人数でのボードゲームや中~重量級も勧めながら開催できるでしょう。
大規模(20人以上)
20人を超えてくると、ボドゲ会の規模も大きくなってきた感じがします。
リピーターも増え、卓数も多くなるため人数の把握や参加費の管理が難しくなってきます。
大規模になるまでに協力してくれる参加者がたくさん増えていると思いますので、その方たちを大事にしながら、より大きな規模を目指していきましょう。
始めは少人数からのスタートとなるので、準備や進行の流れをつかみ、参加してくださる方が「楽しい!」「また来たい!」と感じてくれるような会にすることを心掛けてください。
利用できる場所はどこがある?
ボードゲーム会を開くなら、アクセスが良く参加者が集まりやすい場所、そしてできることなら「会場費用が安いところ」が理想です。
自分自身が通いやすいのか?車は停められるのか?公共交通機関でも来やすいのか?
場所選びはボドゲ会を成功させるための大事なカギになります。
駅近の市民センターや公共施設がおすすめ
一番のおすすめはやはり「市民センターなどの公共施設」でしょう。
比較的安価に場所を借りることができますし、アクセスもよく、駐車場が充実していたり、部屋も広々としています。
ただし、人気の施設だと予約競争が激しい場合も多いので、開催日が決まったら早めの予約を心掛けましょう。
- 利用料が安価
- アクセスの良いところが多い
- 駐車場が充実している場所が多い
- 予約が埋まりやすい
- 閉館時間が早い
レンタルスペースを活用する
貸し会議室やレンタルスペースは、設備が充実しているところが多く、清潔感のある空間も多いため好印象を受けやすいです。
ただし、利用料が高額になりがちなので、参加費の設定が大切になってきます。
- きれいで設備が充実している
- 公民館より場所の自由度は高い
- 遅い時間まで開催することができる
- 金額が高額
- 駐車場などが無い場合が多い
自宅やボードゲームカフェでの開催は避けるべき?
ボードゲーム会では不特定多数の参加者を募集することが多いため、自宅での開催はお勧めできません。
プライバシーの問題やスペースの問題、近隣住民とのトラブルにも発展することがあるので、できる限り避けるべきです。
また「自分が主催している会」として継続的に活動していくなら、ボードゲームカフェに呼んで遊ぶだけの形態も少し違います。
カフェは気軽に遊べる場所でもありますが、オフ会という感じも薄れますし、なによりボードゲームカフェに対して敷居が高いと感じる方もいらっしゃいます。
主催者ならではの苦労ポイント
ボードゲーム会を主催するにあたっては、やはり主催者ならではの苦労ポイントを押さえておかなければなりません。
ただ楽しいだけではないのが主催者の大変なところ。
事前に予測をしておいて、「こんなはずじゃなかった!」を無くしましょう。
参加者が増えると自分が遊べなくなる!?
参加者が増えれば増えるほど、主催者としての仕事が増えていきます。
進行役やボードゲームのサポート、ときには説明だけしてずっと見ているなんてことも多々あります。
ぼく自身ボードゲーム会を主催するまでは分からなかったのですが、参加者がまだ来るかもしれない状況では、「ボードゲームにまったく集中できない」んです笑
「長いゲームを始めたら、あとから参加する人が一人になっちゃうかなぁ・・・」
「インストを求められたとき説明できるようにしておかなきゃ・・・」
「ここは軽ゲーで時間を調整しなきゃいけないかも・・・」
会の進行や全体のサポートに回らなきゃいけないことがほとんどなので、自分がゲームを楽しむ時間が思ったよりとれないなんてこともざらにあります。
トラブル対応や気遣いが求められる
たくさんの人を集め、初対面同士で遊ぶ以上、避けては通れないのがトラブルです。
ベテランゲーマーと一緒に遊ぶ際の初心者へのフォローや、プレイ中の空気間を調整するためのプレイング。
「そんなこと関係ないよ!」と感じる主催者さんもいるかもしれませんが、参加された方に満足して帰ってもらうには、必要なことだと考えています。
ぼく自身、参加者の方の同卓をした際に気を付けていることが何点かあります。
過度な煽りを見逃さない
他の人のプレイミスを見かけたとき「ちょっwww」みたいな言葉がけをする方がときたまいるんですね。
そういった言動は積もり積もると不快感につながってしまいます。
ぼく自身そのような発言があった場合には、「いや~ぼくもよくやっちゃうんですよね~」とかフォローの立場に回ることを心掛けています。
インストが不十分なまま始まりそうになる
参加者の方が持参してくれたゲームが立つ場合、インストが不十分で「???」と頭に浮かんでいるのが明らかに見える場合があります。
もしその状態で始まってしまったときは、自分のプレイを二の次にプレイ時間で調べまくり、「ここはこうなっているんですね」と逐一共有しながら遊ぶということが何度かありました。
インストが不十分なままゲームに入ってしまうと、せっかくのゲームの面白さも伝わらないままですからね。
以前はちボドでも、頻繁に持ち込んでいただけるゲームのインストをぼく自身も覚えてきて、代わりに説明をするということもあったくらいです。
集客が一番難しい
始めて間もないときは、思った以上に参加者が集まらず、落ち込むことも多いと思います。
ほんとビックリするほど人って集まらないんですわ。。。
ただこればかりは地道に活動を続け、地道にイベント告知を行い、少しずつ少しずつ認知度を上げていくしかありません。
以前参加させていただいたボードゲーム会の主催者さんが話されていたのですが、「ここも全然人が集まらなかったんですが、あるとき急に増えだす時期があったんです。それからは毎回30人近く来てもらえるようになりました。」とのことでした。
その方も、イベントの際の宣伝はしっかり複数サイトで行い、終わった後の報告もSNSで流すというのを地道に行っていたみたいです。
ぼくも自分の会の参加者の方には、参加してくれた後に個別でメッセージを送ったり、顔と名前が一致するようにして会話をたくさんしたり、また来てもらえるよう働きかけるようにしています。
できることを地道に続けていきましょう。
どんなサイトで参加者を募集しているかは、こちらのページの「そもそもどうやってボドゲ会を探せばいいの?」をご参照ください。
まとめ:主催は大変だけど楽しい!
無理なく続ける工夫を
主催をする上で一番大切なことは、無理なく長く続けていくことだと考えています。
定期的に開催することで参加者の目にもとまり、人も集まりやすくなってくるのですが、無理に開催をすることで、プライベートに支障をきたしたり、本業に手が回らなくなってしまっては本末転倒です。
月に1回、隔週、隔月、自分に合ったペースで初めてみましょう。
苦労は多いがその分楽しいこともいっぱい!
ボードゲーム会を主催するには、準備や運営の苦労が多々ありますが、それ以上に楽しいこともたくさんあります。
- 自分が好きなボードゲームを広められて、自分も楽しめる
- 新しいボードゲームをたくさん遊べる
- 新しい仲間やコミュニティが生まれるきっかけになる
ボードゲームが好きであれば、主催者としてオープン会を開くことは、あなたのボードゲームライフの新しい選択肢になるはずです。
ぜひ挑戦してみてくださいね。